2011年6月2日

支那異変

長江流域が干ばつ被害、半世紀ぶりの水涸れ。黄河の17倍の推量を誇る揚子江に異常が。

支那最大の湖である洞庭湖、往時は北海道の三分の一ほどの湖面面積が。年々歳々、工業化によって土砂が流入し、湖面が汚染されてきた。そして、遂に水涸れ。洞庭湖は地域的に一滴の水もない。湖底が地割している。

に武漢をでて広州へ向かう支那自慢の新幹線は岳陽―泪羅間の周辺で、湖底が黒く剥き出しの地面しかないという。多維新聞網、6月2日。

同誌は言う。2008年は華南に大雪、09年は四川、重慶地区に百年ぶりの洪水被害、10年には西南地区五省に干ばつ、11年は揚子江流域の干ばつ。2008年には三峡ダムを遠因とする四川省大地震が起きた。

2011年四月以来、一滴の雨も降らず、湖北、湖南、安徽省、江西省、江蘇省と上海市は水飢饉に襲われ、干ばつ被害による農地荒廃は700万ヘクタール。三峡ダムの貯水は二割程度、下流域は川底が地割れ、揚子江が水涸れという異常事態は半世紀ぶり、とニューヨークタイムズも大きく写真入りで伝えた。

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