2011年7月20日

ユーロ危機の混乱と迷走

ギリシアに端を発したユーロ危機は、アイスランド、スペイン、ポルトガルへと飛び火し、つぎにイタリアを襲う。ギリシアの債務不履行は、当面免れたようだ。誤魔化しの施策では、早晩破局が訪れることは、火を見るより明らかだ。ギリシアなどがユーロから排除するか、ドイツがユーロから離脱しなければ、危機は更に深刻化するだろう。

日本円が急騰し、反射的に南欧の国債が軒並み暴落、金利が上昇する。ウォール街の株価は下がり、日本株も連れ安となる。一寸先は真暗闇だ。ユーロ危機による混乱と迷走は続く。

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